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デジタル変革の為の組織 「DSU」(デジタルサービスユニット)

Posted by 東百合 on 2/16/18 6:43 AM
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今週は、マーケティングテクノロジーフェアにて、NTTコミュニケーションズのブースで、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であるDrupal(ドルーパル)を使って事業を展開するAcquia(アクィア)の紹介をさせていただきました。

期間中、ブースへ来訪の方々からの質問・コメントの中でも、非常に気になるものがありました。それは、「デジタル体験、グローバルの統一基盤、言いたいことはわかる。やりたいこともわかる。でもね、どうしたら、うちの組織で実現できるのか。イメージが沸かない」というコメントでした。

担当者の方は、企業が変わっていく必要性を感じながらも、一歩を踏み出せない。

またはイメージがつかない。さてどうすれば良いのでしょうか。

 

企業の経営者の7割は、『デジタル』が企業の収益に貢献すると考えています。

しかし、実際は必ずしも、それが現場に浸透しているとは、限りません。むしろ、まだ気づいたばかり、なのかもしれません。

 

実際のところ、CMS(コンテンツ管理システム)といえば、「単なるホームページの管理システム」といったイメージがついていますし、Drupal(ドルーパル)とは、「デジタル体験の基盤」といった考え方は、まだ根付いているとは言いにくいです。

従って、漠然と経営者も現場の担当者も、必要性を感じてはいるものの、具体的な取り組みは、包括的、全体的というよりかは、局所的、そして部分的なものに留まってしまっているのではないでしょうか。

 

最近は、POC(Proof Of Concept)というように、小さく始めて、まず結果をみるという手法がとられてきてはいるものの、その後、スケールする、つまり規模を大きく展開していくためには、「企業の変革(トランスフォーメーション)」が求められます。

 

Acquia(アクィア)のグローバル事例のように、世界数十か国、数百、数千にも及ぶウェブサイトを大きく変換させていくには、企業のマーケティング部門と、そして情報システム部門に大きな負担がかかります。

 

ネスレ、ファイザー、そしてボーダフォン等、Acquia(アクィア)社の代表的なグローバル事例をみていくと、企業の中に組織横断的なデジタル専門の組織が編成されています。それがデジタルサービスユニット、「DSU」です。

キャップジェミニ及びMITの調査によると、実際にこうしたデジタル変革の専任組織である「DSU」(デジタルサービスユニット)を設置している企業は48%と、半分にも満たない状況です。

 

これまでオンラインで収益をあげて来なかった企業が変革するには、1.収益化する方法論化したり、2.運営ノウハウを調査、蓄積したり、3.ノウハウをグループに広めるといった専任の組織を置くのは、一定の効果が見込めるのではないでしょうか。

 

「DSU」(デジタルサービスユニット)の設立のオプションとしては、以下の方式があります。

 

①情報システム部門が主管になる場合

②マーケティング部門が主管となる場合

③情報システム部門とマーケティング部門が合同で主管となる場合

 

こうした組織を立ち上げるには、IS・マーケ部門の混成チームに、外部の専門家を開発フェーズに入れます。その間、標準化やノウハウの蓄積し、運用フェーズでは、自社のスタッフで中核業務はできるように移行します。そして運用フェーズで、ガバナンス機構を、グローバルに展開していくというやり方です。

 

DSU2

 

デジタル変革は、異なる部門が新しい事業の軸足を創る為のプロセスであり、必ず摩擦はつきものなので、困難なものとなるでしょう。しかしそこで醸成された文化こそが、企業に新たな価値を創出するのだと考えます。

 

デジタル変革について、もしご興味がある方は、ぜひ、Drupal(ドルーパル)の勉強会、Drupal Meeupに参加をしてみませんか。Drupal(ドルーパル)を使ったデジタル変革の事例や、その技術的な課題などが、紹介されます。

 

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Topics: デジタルマーケティング, デジタル体験, 戦略・マネジメント